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2014年10月22日 (水曜日)

おばけつぶやき帳

かなしくて
かなしくて
かなしくて
かなしくて
息子のためにかなしくて

かなしくて
かなしくて
かなしくて
かなしくて
親のためにかなしくて

かなしくて
かなしくて
かなしくて
かなしくて
ご先祖のためにかなしくて

かなしみの石つぶてを投げつけた人は
それを知らない

わたしも
だれかに
そんなかなしみを
与えたか…

時がたてば、かなしみは癒えると言われているけれど
このかなしみが
いわゆる
自己愛に過ぎないという人もいるけれど、
夜も昼も
かなしみを忘れることはない

かなしみながら
ただただ生きる

わたしのかなしみは
わたしだけのものでしかなく
一個の貝のかなしみなど
知るものはいない

つまるところ
わたしは、
投げつけられた石つぶてを抱き留めて
泣きながら
涙を石つぶてに
そそぐことしかできはしない

貝の口を閉じ
かなしんで
かなしんで

泣いて
泣いて

ただただ
おこたらず
生きて
生きて

いつかわたしが
死んだとき
貝の口が開いたら
わたしのかなしみは
真珠になっているだろう
その真珠を
わたしの息子が拾うだろう

かなしくて
かなしくて
かなしくて
かなしくて

今日も貝の中で
石つぶてを抱いて
わたしは泣いています

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