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2008年6月 9日 (月曜日)

問2:第1回

手順1

さて今回の問2に応えるのには多少頭を使う必要があります。
どんな問でもそうですが、問に応えるためには色々な方法があります。ここでは問1で使った式を変形し、最終的には次の【図2の1】のようなカードに対応するスクリプトを書くことにします。

【図2の1】


Itoh025

スクリプトを書く作業、アプリケーションを作る作業と言い換えてもいいけれど、これは算数の式を解くのとは多少異なります。まず解決したい、或いは解決すべき、問題の本質を見抜き、その本質をスクリプトというカタチで表現しなければなりません。従って、まず問の意味を理解し、その解法を形作る必要があるのです。『これは足し算で』とか『これは引き算で』とか予め解法が与えられている算数の問題を解くのとは全く異なります。計算結果を求めるだけではなく、その解法も自らが考えださなければならないわけです。唯単に計算結果だけを得たいのであれば電卓があれば事足りるのですが、計算結果を得るための解法も考えるというのがスクリプトを書くと言うことなのです。

さて問2を【図2の1】のⒶ、Ⓑ、Ⓒを導き出すためのスクリプトを作ると理解すると問1の式とは大きく異なる点があることに気付くはずです。それは問1では四つあった空欄が問2では三つしかありません。まぁ今回の三つが本来の形だといってしまえばそれまでですが……。つまり本来小売業で儲けを考える時に必要なのは、商品の「売価」と「原価」と「値入率」の三つの基本的要素しか存在しない、といってしまえば身も蓋もないのですが、実際に考えなければならないのはこの三つだけなのです。問1でも式の上では要素が四つに見えていても、計算上の要素は三つだけだったわけですから。そこで、問1で使った式を変形させることによって【図2の1】にある三つの要素に収斂(しゅうれん)させてみましょう。

<式の変形>
Itoh024aは変形によってItoh025aとなります。

また更に移項・変形を行うことで、それぞれ次の様な式が得られます。
Itoh026a Itoh027a

この三つの式を眺めていると、ウン、どうやら【図2の1】のⒶ、Ⓑ、Ⓒと対応しているように思えてくる(はずである)。これでメデタク空欄が四つの問1の式が空欄三つの式に置き換えられそうである。すると問2はどうやら次の様な本質的な問を含んでいることが判ってくるはずである。
1:Ⓐに値を入力したら、次に値を入力するのはⒷかⒸかのどちらか
2:Ⓑに値を入力したら、次に値を入力するのはⒶかⒸかのどちらか
3:Ⓒに値を入力したら、次に値を入力するのはⒶかⒷかのどちらか
この三つの条件を想定すれば何かスクリプトが書けそうである。こんな風に考えてくると、ぼんやりとスクリプトのイメージ浮かんでくるのではないでしょうか?しかも、これはどうやら問1で使ったIF条件文が使えそうである。

上の1~3の条件をもう少しスクリプト的に表現し直すと次の様になってきそうである。フィールドを三つ作り、それを仮にⒶ、Ⓑ、Ⓒとすると;
1’:フィールドⒶで値を入力しエンター(又はリターン)が押されたら、次に値を入力するフィールドはⒷなのかⒸなのかを質問する
2’:フィールドⒷで値を入力しエンター(又はリターン)が押されたら、次に値を入力するフィールドはⒶなのかⒸなのかを質問する
3’:フィールドⒸで値を入力しエンター(又はリターン)が押されたら、次に値を入力するフィールドはⒶなのかⒷなのかを質問する
といったようになります。
そこで【図2の1】にあたる画像を作成し、それをRunRevのカードに取り込んでオブジェクトとして使用することにします。

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