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2008年5月12日 (月曜日)

第五回 手順3

今回は手順3という事で、ボタン「計算」のスクリプトの実行を軸に、まだ扱っていない事柄を説明してみます。


手順3

さあ今まで書いたスクリプトをもとにボタン「計算」のスクリプトを完成させ、実行してみましょう。という事で、fld “BaiKa1”とfld “BaiKa2”そしてfld “GenKa”に数値を入力して、「計算」ボタンをクリックしましょう。勿論フィールド間の移動にはタブ・キーを使い、数値入力後にエンター・キーやリターン・キーを押さないように気をつけて下さい。

巧くfld “NeIre”に計算結果が表示されましたか?
それとも、エラー・ウィンドウが開いたり、fld “NeIre”に計算結果が表示されなかったりしましたか?

巧くいった場合には、「やった~」「簡単じゃん!!」、「オレって才能あるかも」なんて思って、満足しますよね。逆に、巧くいかなかった場合には、巧くいかなかった原因を色々調べ始めます。処が、自分では考えられる事を全て調べてみたつもりでも、いつまでたってもちゃんと計算をしてくれない。そして、「あ~ぁ」「オレってプログラミングの才能なんて無いかも」「や~めた」なんてことにもなりかねません。
そこで、「実行」ボタンが巧く機能しようが、巧く機能しなかろうが、これから書くことをもうしばらく辛抱して読み続けて下さい。何故なら、スクリプトを書く上で重要手順がまだ残っているからです。それはデバグと呼ばれもので、プログラム上の誤りを取り除いたり、実行すべき機能の見落としがないかを調べる作業のことです。

今回のスクリプトは非常に短いものなのでデバグの必要など無いと思われがちですが、実は今回のスクリプトにはエラー・チェックのスクリプトも、或いは自動化のスクリプトも書かれていません。ただ唯、計算をさせるスクリプトだけが書かれているのです。だから、短いのは当然です。問題なのは、スクリプトが動く事よりもスクリプトを書く上で見落としてはならない点を覚える事です。

スクリプトを使ってレヴォルーションでソフトウエアを作り上げるという事は、それを使う人間がどういった動きをするのかを想像する事でもあります。言い換えれば、作り手の勝手では無く使い手の勝手を良くする事です。これって『お客様の立場に立って』なんて言う一般論と同じです。でも、実際に自分がソフトウエアを作り上げる場合には、一般論では無く、個別の具体的な行動様式なのです。なので、この行動の様式というのを身につける必要があるわけです。ま、余りお説教じみると嫌がられますので程々にして……。


今まで書いたスクリプトをより洗練されたものにするには何が足りないのかを考えてみましょう。簡単なところではエラーをチェック機能がありませんね。割算を分母0で行ったり、分母に当たるフィールドが空(empty)の場合には当然のようにエラーになります。次には(私の示した手順通りやってみると)売価を入力するフィールドが二つあり(fld “BaiKa1”とfld “BaiKa2”)、同じ値を確実に二ヶ所に入れる必要があり煩雑です。あとは、これも細かい話ですが「値入率」フィールドに表示される値が%表示ではない点、等があります。

次回からはこれらの点を説明していく事にします。ポイントは以下の三つに絞っておきます。

1)エラー・チェック
2)自動入力
3)%表示

では次回以降をお楽しみに。

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