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2008年5月 8日 (木曜日)

第4回 休憩

今回は休憩という事で、ランタイム・レヴォルーションで使われる幾つかの用語(術語、ターム)について説明してみます。


ハンドラ(handler)、コマンド(command)、スクリプト(script)、ステイトメント(statement)

これらの用語はRunRevを学ぶ上で重要なもので、この連載でもこれからも度々現れますので、少しだけ説明をしておきます。

ハンドラ(handler);A group of Revolution statements that begin with an on, function, setProp, or getProp statement and end with an end statement. The basic unit of the Revolution language.
つまり、onで始まり、次に関数やsetProp、getPropのステイトメント、endステイトメントでおわる一連のレヴォルーションのステイトメントです。レヴォルーション言語の基本的な単位です。

コマンド(command);A directive that causes Revolution to perform an action (such as open a window, put text in a field, or beep).

つまり、(ウィンドウを開くとか、フィールドにテキストを入力するとか、ビープ音を鳴らすといった)アクションをレヴォルーションに実行させるための指令です。

スクリプト(script);All the Revolution code associated with a particular object.

つまり、あるオブジェクトと関連付けられた(あるオブジェクト内に書かれた)レヴォルーションのコード全てを指します。

ステイトメント(statement);A single programming instruction. A single line of Revolution code that starts with a command.

つまり、単一のプログラム上の指示のことで、一つのコマンドで始まる一行だけのレヴォルーションのプログラム・コードを指します。


これだけの説明では、今の処はなんのことだかさっぱり判らないと思います。ただプログラムを書くと言うことは、こうした言葉に慣れるということが必要であり、プログラムを書くと言う時には言葉に対し厳格な態度をとらなければならないということです。
もう一つ感じて欲しいのは、プログラムに関する用語を日本語で説明することは非常に難しいということです。上の説明も、日本語で読むより英語で読んで理解する方が、慣れれば、非常に速いし、確実だということです。なので、この機会に忘れかけていた英語を思い出すよう努力をして下さい。


さて手順2で扱ったスクリプトを上の用語に沿って説明すると次の様になります。

まずハンドラ(handler)ですが、手順2で使われているものは「mouseUp」ハンドラです。ハンドラには必ず「on」と「end」があります。「on」には元々『⦅状態経過⦆① …の状態で, …中で』という意味があり、「on mouseUp」とは「mouseUpの状態で」という意味になります。「end」には動詞として『…を終える, 終了する, 済ます, に結末[結び]をつける』という意味になります。

次にコマンド(command);ですが、手順2に使われているものは「put」だけです。「put」コマンドは、手順2で説明した通り、『変数の値を設定したり、フィールドにテキストを入力したり、ファイルにデータを入力したり、メッセージ・ボックスにテキストを表示したり、サーバーにファイルをアップロードしたりする時に使います』。
「put」コマンドは、put value [{before | into | after} container] という形式で使います。つまり『コンテナの前に、中に、後ろに、値を入力する』ことができるのです。手順2では「put value into fld」と「into」を使っています。「into」を使うと、例えフィールドに値が入っていても、その値は put で設定した値に置き換えられます。例えば、フィールドAに「10」が入っていて「put “20” into fld “A”」とするとフィールドAの値は「10」から「20」に置き換えられます。「befor」を使うと「2010」に「after」だと「1020」になるわけです。

更にスクリプト(script)ですが、手順2で「計算」ボタンに書いた「mouseUpハンドラ」をボタン・スクリプトと呼びます。これはボタンに書いたスクリプトだからそう呼ばれるのであり、フィールドに書けば「フィールド・スクリプト」、カードに書けば「カード・スクリプト」、スタックに書けば「スタック・スクリプト」となります。また、単に「スクリプト」といった場合には、どこに書いたかは別として、ランタイム・レヴォルーションで書いたスクリプト・コード一般或いは全般のことを指します。

最後にステイトメント(statement)ですが、手順2で「計算」ボタンに書いた「mouseUpハンドラ」の「put (fld “BaiKa2” - fld “GenKa”) / fld “BaiKa1” into fld “NeIre”」という一行がそれに当たります。

さて休憩はゆっくりできましたでしょうか? 次回はいよいよ手順3です。

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